「閑話休題(かんわきゅうだい)」
余談を終えて本題に戻るときに使われる言葉だ。単なる区切りの表現だと思われがちだが、実はここに大人の姿勢が詰まっている。
話が脱線するのは悪いことではない。雑談や回り道の中にこそ、人となりや空気感がにじむ。ただ、それに溺れず「さて、本題へ」と戻れるかどうか。そこに思考の整理力と、相手への配慮が表れる。
人生も同じだ。迷ったり、寄り道したり、無駄に思える時間を過ごすことは誰にでもある。でも、どこかで自分の軸に立ち返る力があればいい。「閑話休題」と心の中でつぶやき、自分の進むべき話題に戻る。
余白を楽しみつつ、要点を見失わない。そのバランスを忘れないために、私はこの四字熟語を座右の銘にしたいと思う。